胎児死産のための棺つくります

21週で死産した悲しみから、優しいママと天使のために棺とお布団を手作りしています。

お別れの準備 ④

妊娠21週で胎児奇形のために中期中絶しました。


この悲しみと罪悪感は消えることはなく、心に重くのしかかってきます。


悲しみと向き合い「生きる」ことに前向きになるために綴っています。


最後に、かわいい棺に入れてお別れをしてあげよう。


もう日にちがありませんでしたが、自分で棺をつくることにしました。


作るそばで、子どもたちが聞いてきます。


「何作ってるの?」


子どもたちには、楽しみに待っていた弟とは、もう会うことができないということは伝えていません。


「明日、話すね。」


涙を見せることはできないので、それだけ言って、棺を作るのは子どもたちが寝た後にすることにしました。


子どもたちに何て言えばいいんだろう。


子どもたちには、お腹にいる弟に病気があることがわかったということだけは伝えてありました。


でも子どもたちにも、毎日お腹にむかって話しかけていた弟が、来週にはいなくなることを伝え、お別れの準備をさせなくてはなりません。


他の子どもたちまでも悲しませてしまう、母親として私は何をしているんだろう。


自分を責めるばかりでした。


棺をつくることに没頭することで、いろいろな感情を押し殺すことにしました。


続きはまた明日。