胎児死産のための棺つくります

21週で死産した悲しみから、優しいママと天使のために棺とお布団を手作りしています。

死産届け

妊娠21週で胎児奇形のために中期中絶しました。


この悲しみと罪悪感は消えることはなく、心に重くのしかかってきます。


悲しみと向き合い「生きる」ことに前向きになるために綴っています。


朝、看護師さんが死産届けを持ってきました。


「これを市役所に持って行って、火葬の予約をとってきてください。」


火葬許可証を病院に提出したら、退院となるようです。


「死産届け」を見ると、死産の理由は


多産であり、経済的な理由があるため


と書かれていました。


こんなのを役所の人が見たらどう思うんだろう。


そんなどうでもいい、私の知らない人だけど、そんな人にでさえ私は言い訳したかった。


「違う、私は望んで子どもを殺したんじゃない。」


でもそんな言い訳したって、同じ。


病気が理由だとしても、病気を理由に、私は子どもの命を絶ったのだから。


殺したのは同じじゃないか。


経済的理由で育てられないというよりも、本当は育てられるのに「病気だから中絶した」そのほうが、罪なのではないだろうか。


悲しくて、悲しくて「死産届け」を前に、自分が生きていることに耐えられなくなりました。