胎児ドック当日 ②
こんにちは。
妊娠21週で胎児奇形のために中期中絶しました。
この悲しみと罪悪感は消えることはなく、心に重くのしかかってきます。
悲しみと向き合い「生きる」ことに前向きになるために綴っています。
胎児ドック当日、暗く静かな部屋でずっとエコーを見つめていました。
いつもなら、お腹の赤ちゃんの様子を見ることができる唯一の時間なので楽しみで、動く様子を見て安心したりかわいく思ったり・・・。
今日はただ不安、不安、不安。
「よし、わかった。ここ、見て。脊椎破裂がある。これが水頭症の原因。脊椎破裂で、髄液が頭に流れ込んでる。」
私はただ「そうですか。」と答えるしかなかった。
だから?これは生まれてから治せるものなのですか?この子は一体、どんな障害を抱えて生まれてくるんですか?聞きたいことは山ほどあるのに、一言も出てこなかった。
お腹の子どもに異常があるとわかっても、胎児ドックにも一緒に行かない夫に、ただただ怒りを感じるだけ。
この怒りは、お腹の子の病気についてどこにもやることのできない悲しみからきていることはわかっていたのですが、夫に対しての怒りを抑えることのできない夜でした。
続きはまた明日。
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