予後について ①
妊娠21週で胎児奇形のために中期中絶しました。
この悲しみと罪悪感は消えることはなく、心に重くのしかかってきます。
悲しみと向き合い「生きる」ことに前向きになるために綴っています。
胎児ドックがあって2日後、再び診察がありました。
予後について説明があるそうです。
「予後」って聞いても漢字も思い浮かばなかったのです。
今、「予後」の意味を調べてみると「病気・手術の経過または終末について、医学的に予測すること」。
胎児ドックの前にも言われていた「予後についての説明」ですが、まさか「終末」を意味していたとは、その時は知りもしなかった。
診察室に呼ばれた私は、エコーでもするのかなと軽く考えていましたが、先生の前にある椅子に座らされました。
「予後」についての説明が始まったのです。
先生「やはり水頭症なんですが、脳がね、ほとんど頭の中が水なんですよ。脳がね、こんな端っこにおいやられてるんですよ。水頭症といっても、もっと水がすくなくて、脳が真ん中にあるんです。」
私、何を言われているのか全くわからなくて黙ったまま。
先生「生まれても、息もできないし、目も開くことはない・・・寝たきりと言ったらいいかな・・・呼吸器つけて」
頭の中に、呼吸器をつけた我が子が一瞬浮かんだ気がしました。
でも、それでも仕方がないと、この間でも私は覚悟を決めました。
覚悟を決めた次に、先生から出た言葉。
まさに「予後」についてでした。
続きは、また明日。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。